チャイニーズティーマスター 小田 純也によるコラム 世界 中国茶紀行
Vol.2 プーアル茶の産地 シーサバンナ

シーサバンナ

Vol.1ではチベットにおけるプーアル茶についてご紹介しました。続く今回のVol.2ではそのプーアル茶の産地についてご紹介いたします。

茶の起源とシーサバンナ

世界の茶の発祥は紀元前、中国西南部一帯(現在の雲南省・四川省・貴州省)といわれ、雲南省シーサバンナの密林には樹齢1,000年を超える野生のお茶の樹がジャングルのように広がっています。このあたり一帯がプーアル茶の産地です。
シーサバンナは中国の最も西南部に位置しており、ミャンマーやラオスと国境を隔てた地方です。元々少数民族が暮らす土地でしたが、明代(1368‐1644)に中国の一部となりました。

中国地図

 

茶畑
シーサバンナの原始古茶区

現在、中国には漢民族と55の少数民族が暮らしており、ミャンマーやラオスに近いチンマイという地方にはダイ族が居住し、茶園を所有しています。そこでは、日本で見る茶摘みの光景とは異なり、自分達よりも背が高いお茶の樹によじ登ってお茶を収穫していました。

茶園のある原始古茶区は海抜1,100mから1,600mに位置し、古くからお茶の樹が生い茂る今なお自然生態系の環境が現存する地域です。お茶の樹は背が高く、苔が生えた根はしっかりと太く、足元は枯葉が埋め尽くされています。農薬などとはまるで無縁の自然放置栽培のような印象です。

茶畑

中国茶
「プーアル茶」の名の由来とは

中国料理 香桃の中国茶リストにも欠かせないプーアル茶は、その名で呼ばれるようになる以前から少数民族により栽培されてきた古い歴史を持ちます。少数民族にとってお茶は生活の一部であり、時には交易品として重要な役割を果たしてきたのです。では、どのような交易に使われていたのか、はるか遠方のチベットまで運ばれたその交易の歴史やプーアル茶の名の由来についてVol.3でご紹介します。

撮影:小田 純也

Vol.3 プーアル茶の由来と茶馬貿易


小田 純也

中国料理 香桃 チャイニーズティーマスター 小田 純也

中国茶の豊かな香りと茶道具に魅了されお茶の世界へ。茶の歴史や文化に直接触れ知識と見聞を深めるため、台湾各地から中国大陸奥地に至るまで通算100回以上、名だたる産地を訪れる。多種多様な茶葉に出会い、収穫、加工、茶藝について学ぶことで、地域や文化背景により異なるお茶の愉しみ方について造詣を深める。
現在も時間を見つけては茶園を訪れ、現地ならではの文化やトレンドに触れ、お茶の世界を追求している。

Singapore留香茶藝 上級ライセンス
中国国家資格 高級茶藝師・高級評茶員
日本ソムリエ協会 認定 シニアソムリエ
日本ホテル・レストランサービス協会 中国料理食卓作法認定講師

 

中国料理 香桃 中国茶


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